おはようございます!九州産の無農薬有機栽培で頑張っている
福岡県福津市唯一のビーツ農家ゼロファームの宮本です。
有機栽培に必要なのは
そう有機肥料!
うちのメインは発酵鶏糞を使っています!
ちょいと知り合いのルートから大量にもらってくるんですが、
軽トラ3杯分。
これを手で撒くのか……
と思うと若干ならぬ悲壮感。
あと、やっぱりちょい匂うw
でも、これのおかげで
うちの野菜は根性入りまくり!
個人的には化学肥料よりも
微量要素に菌体も含まれて
『畑の肥やし』
(野菜を育てるためだけじゃなく
土壌を育てる肥やし)
になってると思います!
オーガニックの思想の最先端を走っている
欧州、米国での定義もちょうどそれで
有機の肥料を野菜に与えたかどうかより
土壌を育てることを有機栽培と考えているようですね。
2次資料だけど
原文が英語のためこちらを参考に
No.316 アメリカが有機農業から水耕栽培の排除を決定
(西尾道徳の環境保全型農業レポート)
https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=3653
日本だと野菜に与える肥料が
有機か無機か程度の認識で
今後の土壌を考えた農業方式と
認識されているわけではないように思います。
実際、同じ農業関係者でも
根っこから吸収する肥料成分は同じだから
有機より的確に肥料が与えられる無機が良い!
という方も少なくないです。
もちろん、それも間違いではないと思います。
しかし、
『健康診断して、
必要な炭水化物、脂質、タンパク質、
ビタミン、ミネラルを取れば良い!』
というのが正しくないのが見直されてるように、
(モノを噛む大事さ、腸内細菌の重要性、など)
自分は人間も野菜も同じと考えているので
土壌分析して必要な栄養素のみ与えるより、
土壌の菌類バランスや、
吸収に手間取る有機肥料での適度な生存ストレスが
野菜の本来あるべき形だと思います。
人間だって、消化に負担がかかるからって
子供の時から食事より点滴を!なんていう親は少ないのでは?
人に愛がいるように
野菜にも愛がいります。
大きくなれば何でもいいわけじゃない。
そう思ってます。
無農薬、有機栽培のビーツやこだわり野菜をお探しの方は是非ゼロファームまで!