農業といえばDIYまたは土木

九州産の無農薬有機栽培で頑張っている
福岡県福津市唯一のビーツ農家ゼロファームの宮本です。

みなさん、農業といえば何でしょうか?

収穫?種まき?土づくり?草刈りという人もいるでしょう。

実は案外多いのがDIY!

今日はそんなDIYな状況をご紹介。

1位 ポール立て

先日も紹介したいみたいにネットを貼ったりすることが多い。
写真は半露地のハウスのような外壁があるが
実際は完全に露地、平坦な畑のみの人も多いんじゃないかな?

トマトやナスの支柱に
きゅうりや写真のエンドウ豆のネット張りの支柱
果ては保温トンネル、寒冷紗ほか。

とにかくポールを立てるのには事欠かない。

ポールを地面に刺すのがDIYかと言われると
難しいかもだけど、
雨や風で簡単に倒れるんじゃ困る。

なので支柱長さの最低でも1/5程度
ネットを支えるなら1/4程度は刺す、ということを知っているだけで
倒壊することが減る。

これも案外基礎的なDIY作業なんだ。

そして硬い土にポールを刺すのは10本程度ならともかく
何十、何百となると大変なのは間違いない。
しかもそれだけ立てるときは大体ネット張ったりするので
均一な深さが理想的。
そうなるとますます難しい_:(´ཀ`」 ∠):

2位 縄(ロープ)結び

支柱を立てた時の多くに関連するのが
棒に縄を結ぶということ。
ネットを張るにしろ、誘引するにしろ、
とにかく縄を使う。

そして表面ツルツルのポールに
また雨風に耐えるように縄を結ぶんだ。
そして、時には長さが足りないときは縄(ロープ)同士を結ぶことも。

今度はその辺も描いてみようかな。

3位 土掘り

もう本当にDIYって何だろうね。

農業はとにかく土を掘ることが多い。

土寄せにしろ、草刈り後の聖地にしろ、
作製堆肥を天地返しするにしろ、
とにかく土を掘る。

耕運機が培土機がというが、
ちょっとの量とか、機械が入らない場所とか
端っこなので片側だけとか、(培土機は両方に土を上げる仕様が多い)
とにかく機械であえてするか悩ましいことも多い。

そんな時に結局、手作業で土を掘ったりする。
正直、やっぱり大変。

4位 セメント

ここで突然のセメントである。

もう完全に土木かもしれない。

やはり土は水で流れすぎる。
土に棒を刺すとそこに水が流れ込んだり、
なんだかんだでだめになることが多い。

例えば農機具小屋とか
畑にあったほうがいいけど、
簡単に倒壊しては困るし、
歪むだけでもドアが開かなくなる。

そんな時に結局セメントでの補強がいる。

これができると本当に楽。
農機具小屋とか芋を置いてたりすると
ネズミが来やすい。
でも、その隙間は木で埋めようが
土で埋めようがネズミには簡単に抜けられる。

でも、セメントなら鉄壁!(鉄じゃないけど)

で、案外土木関係は女子も詳しい人が多い。
知り合いの建築士さんも女性だし、
一緒にファームをやってるふみちゃんも
木工より土木が詳しいほど。

事実、セメントの作り方は彼女に託している。
木工、鉄工は自分だけど(⇦負けず嫌い

ちょっとした温室の基礎にも使えるので
本当におすすめ。

詳しいことはいずれふみちゃんが語ってくれるだろう。

5位 木工

安い、加工しやすい、直しやすい。

耐久性も耐候性もほどほどにあるので
各所に使われる木材を使った世界。

DIYの代名詞的な存在。

よく棚作りとか、椅子、机作りは基本は木工。

農業でも簡易にものづくりするにはちょうどいい。

ただ、屋外なので腐りやすいのはある。
ただし、材料も安いので補修しやすいのもある。

防腐剤付きの塗料とかで好きな色に塗ると長持ちしやすい。

木工のいいところは
硬く、圧力に強く、適度に柔らかい、そして紫外線にも雨にも強い。

なので電車のレールの下の枕木なんか未だ木材を使ってるのはそのへん。

そんなわけで、今年は受粉用に
養蜂箱の設置も検討中。
すでに養蜂箱は作った!

 

そんなこんなで
かなりのDIY作業があるのがわかってもらえたでしょうか?
他にもハウス作りには単管パイプでやったり
竹を杭の代わりにしたりと
幅広く知恵と工夫でできたりしたます。

なんだかんだで農業って単価が安いので
出費を抑えるためにもDIYが必要だったりします。

 

無農薬、有機栽培のビーツやDIYをやってみたい人は是非ゼロファームまで!

http://zerofarm-online.com/

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